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執筆者の写真現地日本人スタッフ:登尾紗衣

4年生2人が日本語で夢を発表!オンラインで日本と交流


3月31日、「第17回 高校生夢発表会」が開催され、さくら女子中学校の4年生、ハピネスさんとジャネットさんが日本語で夢についてのスピーチを行いました!




★イベントのお知らせ記事はこちら


日本語でのスピーチにあたり、まずは英語で台本を書いてくれたハピネスさんとジャネットさん。



それを日本人スタッフが日本語に翻訳してから発音指導を行うという方法で、イベントの約1ヶ月前からスピーチの練習がスタート!


2人が書いてくれた英語の内容をきちんと伝えようとするとどうしても日本語の表現が難しくなり、「これを読むのは難しいのでは…?」と心配しましたが、繰り返し練習するうちに発音もどんどん上達していきました。


★熱心に練習に取り組むハピネスさん(左)とジャネットさん(右)


さくらでは中間試験期間だったため、なかなかスピーチ練習の時間が取れないこともありましたが、試験終了後にしっかり準備して当日を迎えることができました!



夢発表会では、日本人の新中学1年生〜新大学1年生の5人の子どもたちとタンザニア人の中学生2人がオンラインで夢を発表しました。


参加者は50人を超えており、「こんな大勢の人の前でスピーチするのははじめて!」とハピネスさんとジャネットさんも緊張気味でしたが、いざ本番となると2人とも落ち着いて話すことができ、練習の成果をしっかり発揮できていました!


また、司会者の方から「笑顔がかわいい!」と褒めていただいて「ありがとう」と答えたり、日本の現地時間が20時過ぎだと知って「”こんにちは”じゃなくて”こんばんは”って言わなくちゃ!」と直前で台本を変更したりと、さくらで勉強してきた日本語を生かして日本の方々と交流しようとしている姿が印象的でした。


ハピネスさんは「ビジネスウーマンになりたい」、ジャネットさんは「エンジニアになりたい」とそれぞれの夢を語った2人。


タンザニアの中学生の夢発表を聞いた日本の参加者の方からは、


・内容・姿勢・日本語もとても素晴らしかったです!感動しました!

・自分を信じて努力し続ける、その言葉に共感しました!素晴らしい日本語のスキルにももちろんですが、素晴らしい夢を聞かせてくれてありがとうございます!

・ビジネスマンになってタンザニアの発展に貢献したいと、本当に希望です。タンザニアの方にとって難しい日本語をこれだけ上手に話せていること自体も人に勇気を与えています。

・泣きそう~でした!自分を信じてるといった言葉が大人である私を励ましてくれました。日本語もうまくて感動しました!!

(ハピネスさんの発表に対して)


・社会に変化をもたらし、やればできる、と伝えたい、本当に素敵です。心から応援しています!!

・エンジニアになってタンザニアや世界の発展に貢献したいとのことで、世界のことを考えていることが、本当に頭が下がる気持ちです。大人が学ぶことばかりです。

・彼女の夢が、国や社会に貢献したい、影響を与えたいという気持ちが尊い!!目がとてもきれい!

・きっとタンザニア、日本、世界を繋ぐリーダーになると確信しました!Janethさんの夢!心から応援してます!

(ジャネットさんの発表に対して)


と、嬉しいお言葉や感想をたくさんいただきました。



発表後の2人は、スピーチが上手にできてホッとした様子。また、同年代の日本の子どもたちの夢発表からも、「大きな夢を持っていてすごい!」と刺激を受けたようでした。


素敵なイベントに参加させていただきありがとうございました!

 

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