アニメを使った授業で選挙を体験!
弘前大学の蒔田純先生が、民主主義をテーマにアニメーションを使った授業を実施してくれました。
オリジナルアニメの物語の中で、意見が分かれた住民たちが選挙を行います。
「10年分のお祭りの予算を使って便利な橋を作る」か「橋を諦めて毎年お祭りを実施する」か...
それに沿って、生徒それぞれも一市民として選挙に参加しました。
投票前には、生徒も市民になったつもりで、みんなで
どっちに投票するの?
なんで◯◯◯に投票するの?
▲▲▲に投票する理由は〜...
と、話し合いも行われました。
さて、いよいよ投票です。
実際に投票用紙を書いて、ひとり1枚、投票箱の中に入れていきます。
代表の生徒が、得票数を数えます。
ついでに「日本では正の字で数をカウントするよ。」と、日本の文化も学びました。
結果は、25対14で「橋を作る」方の候補者が選ばれました!
生徒に理由を聞くと、「橋を作ればビジネスのための往来がしやすくなり、経済が発展するから」だそうです。
一方で、選ばれなかった「お祭りを開催する」に投票した生徒の意見は「お祭りによって経済効果が見込まれるから」とのこと。
みんな、よ〜く考えて投票していました。
授業後も、
日本は何歳から選挙権がありますか?
日本の選挙は何年に一度ですか?
今の日本の大統領の名前は?
と、日本の選挙や政治に関して、たくさんの質問がされました。
「日本のトップは総理大臣で、大統領がいない」というお話には、みんな特に驚いていました。
アニメを使い、実際に投票をすることを通して学ぶユニークな授業に、生徒たちは興味津々な様子でした。
蒔田先生、素晴らしい授業をありがとうございました!
※当日の様子は、「民主主義と教育を考える会」のHPでもご紹介いただきました。
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