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執筆者の写真sakurasgss

JICA海外協力隊OGさんと日本語で交流!

JICA海外協力隊OGの角正美(すみまさみ)さんが、さくら女子中学校を訪問してくれました。

コミュニティ開発隊員として2019年10月までイリンガ州で活動していた角さんは、現在、大学院の研究のためにまたタンザニアに戻って来られたそう。


先日、調査の合間にアルーシャに寄ってくださり、さくら女子中学校の取り組みを見学に来てくれました。


スワヒリ語が堪能で、生徒とも先生たちともあ〜っという間に打ち解けてしまった角さん。


そんな彼女から、後日、とっても嬉しい感想メッセージが届きました!!

 

先日、3年越しの念願叶いアルーシャにある「さくら女子中学校」を訪問させていただきました。


学校の運営・広報や日本文化の授業などに携わられている笹瀬さんご夫婦に案内いただき、授業の様子を見学。

まず1番の驚きだったのが、すれ違う度に生徒から日本語で「おはようございます」と挨拶をされたこと。


教室で「元気ですか?」と尋ねると、「げんきです!」と大きな声で返事が返ってきました。


日本文化の授業にゲストとしてお邪魔すると、生徒たちからは日本語で色んな質問が飛び交います。


おなまえはなんですか?

おしごとはなんですか?

すきなたべものはなんですか?…

物怖じせず、第3言語で質問しようとされる姿勢に普段からコミュニケーションを大切にされる教育方針の賜物だと感じました。

今度は私からも生徒多々に様々な質問を。


「好きな科目は?」と聞くと、

数学、化学、物理などなど、さすが実験などを取り入れながら理数科に力を入れられているからこそだと感じます。大きな声で「日本語の授業!」と答える生徒もいて、日本語を学ぶことの楽しさを感じている様子が伝わりました。

また、「どうやってこの学校を知ったの?この学校の良いところは?」と聞くと、

大半がwhatsappやInstagramなどSNSを通じて知ったよう。中には友人知人からさくら中学の良い噂を聞き、進学を決めたという生徒もいました。


「この学校の良いところは先生たちが皆、私たちの意見や要望などをしっかり聞いてくれるところ」「学びの環境もとてもいい」と手厚い教育を受けられているようです。

理事長先生によると、教師の採用には書類選考、面接をはじめ模擬授業による生徒からの評価も選考の基準にしているのだとか。


生徒目線に立ってどの先生がいいのか決定されているシステムになっています。

実際に先生たちともお話しをしましたが、皆とても熱心でかつチャーミング!生徒と1対1でじっくり話している先生の姿も目にしました。


生徒たちの保護者は農家や商売を営む人をはじめ、行政関係の人も多数。あえて「女子教育」に力を入れる学校に進学をさせることもあり、教育に対する理解も窺えます。


日本とタンザニアの架け橋ともなる唯一の学校。

今後、世界を背負うたくさんの女性リーダーたちが巣立っていくだろうと実感しました。


これからもさくら女子中学校の益々の発展を心から応援しています!

角さんと4年生の記念写真

 

角さん、素敵な時間と嬉しいメッセージを、どうもありがとうございました。

 

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