タンザニアの遠足ってどんなの?さくら女子中学校のスクールトリップに密着!
- 現地日本人スタッフ:登尾紗衣

- 8月15日
- 読了時間: 4分
8月7日(木)、さくら女子中学校の1〜3年生が、遠足(スクールトリップ)に行きました。
行き先は、タランギーレ国立公園。さくら女子中学校から125kmほど離れたところにあり、ゾウやライオンなどの野生動物を見ることができる場所です。
行き先からして、タンザニアらしさが感じられますね!
そこで今回のブログでは、タンザニアの中学校の遠足がどんなものなのか、遠足に同行した日本人スタッフが紹介していきます。
【お弁当準備】
遠足の準備は、前日の夕方から始まります。授業終了後、給食室をのぞいてみると、大量のじゃがいもをカットする生徒たちの姿が!

★まな板いらず!
お弁当として持っていくフライドポテトの下準備をしていたのです。
他にもチキンを揚げたりシチューを作ったりと、調理は深夜まで続いた模様。なんと調理スタッフさんは徹夜したとのことでした。(おつかれ様です😅)
しかし、生徒たちも夜遅くまで調理に協力できるのは、全寮制ならではという気がしますね!
【学校出発】
朝6時に出発するよ!と言われ、校庭に集まった生徒たち。こんなに早い集合時間でも全員が問題なく集まれるのも、全寮制のメリットですね。

★まだ暗い中で集合した生徒たちと先生たち
しかし、バスがなかなか来ず…。やっと来たバス数台に全員が分かれて乗り込むのにも時間がかかり、結局学校を出発したのは7時半頃でした。

★すっかり明るくなった頃、ようやく出発!
行程表通り進まないのはタンザニアあるあるですね!😅
【道中】
さくら女子中学校からタランギーレまでは2時間半ほどの道のり。深夜までお弁当作りを手伝っていた生徒もいたはずなのに、みんな信じられないほど元気で、移動中ずっと流行りの歌を大合唱していました。
道中ではお手洗い休憩も兼ねて、ガソリンスタンド併設のスーパーマーケットへ。

★学校では手に入らないお菓子をゲットして嬉しそうな生徒たち
アイスクリームや菓子パン、キャンディなど、みんな思い思いのお買い物をしていました。
しかしこのお店、明らかに生徒150人が一気に押し寄せられる規模ではなく…。レジが大混雑していました。ここまでですでにめちゃくちゃ時間をロスしていますが、大丈夫なのか…😅
【サファリ】
12時前になって、ようやくタランギーレ国立公園に到着!各バスにガイドさんが乗り込み、車の外に現れた動物の生態について、詳しく説明してくれました。
生徒たちも、積極的にガイドさんに質問していました。

★いざ、サファリへ出発!
写真はあまり上手に撮れなかったのですが、ゾウ・シマウマ・インパラなど、たくさんの野生動物を見ることができました!

★窓際にいた生徒が撮ってくれたゾウの写真!!
【ランチ】
一通り公園内を見終わったら、ようやくランチタイム。昨日夜遅くまでかかって作ったお弁当を、みんなで食べました。
ちなみに、日本ではお弁当箱に詰めた状態で運ぶのが普通だと思いますが、タンザニアでは鍋に入れた状態のごはんと空の容器を持っていて、現地でよそうスタイルでした。

★ランチを配る先生たち。手前に写ってるのは先生のお子さん!子連れ参加もありみたいです
ランチを食べた広場からはタランギーレの絶景が見下ろせ、とても気持ちがよかったです!

【帰路〜学校到着】
17時半頃にタランギーレ国立公園を出発。道中、もう一度スーパーに寄り、学校に到着したのは21時過ぎでした!予定では18時到着だったそうなので、めちゃくちゃ遅れてる!😂
帰り道はさすがにみんな疲れているかと思いきや、みんな元気が有り余っており、学校に着くまでずっと歌い続けていました。さらには学校に着いてからも興奮さめやらずの様子で、日付がかわる時刻までワイワイ楽しそうな声が校内に響いていました!
普段は寮暮らしで、なかなか学校の外に出る機会がない生徒たち。タランギーレ国立公園への日帰り旅行で、身も心もリラックスできたのではないでしょうか?
今年はじめてスクールトリップに参加した日本人スタッフにとっても、タンザニアの学校の遠足が体験できて、とても楽しかったです!
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