生徒たちにとって憧れの職業!日本人看護師とタンザニア人医師の2人が来校!
- 現地日本人スタッフ:登尾紗衣
- 2 日前
- 読了時間: 3分
9月23日(火)、2人のお客さまがさくら女子中学校を訪問してくださいました。
日本人看護師の渡邉ありささんと、タンザニア人医師のノエル先生です。

★さくらのトーマス校長と記念撮影する渡邉さんとノエル先生
お二人は、「Global Medcare Africa」(以下GMC)のメンバー。
GMCは日本の医療系の学生や医療従事者をボランティアやインターンとしてアフリカに派遣している団体で、アフリカの医療業界に貢献すること、そしてそこで得た知識や経験値を日本の医療業界に還元することを目指しているのだとか。
なんと、先月横浜で行われたTICAD9(アフリカ開発会議)がきっかけでさくら女子中学校を知ってくださり、今回の訪問が実現しました。
TICADがきっかけで新しいご縁が繋がるのはとても嬉しいことですね!
理系のキャリアを夢見て勉強を頑張っている子が多いさくら女子中学校。中でも医者や看護師などの医療分野は、生徒たちにとっては憧れの業界・職業です。
そこで、「ぜひお二人の経験を生徒たちにシェアしてほしい!」と特別授業をお願いしました。
まずは、タンザニア人医師のノエル先生。

ノエル先生は、さくらからも割と近い「マウントメルー病院」で、主に緊急医療を専門にされているとのこと。
アルーシャの名門・イルボル中学校(直近の模試でもさくらより成績が良かった学校です)出身で、卒業時の国家試験では最高評価のDivisionⅠだったというノエル先生の経歴を聞き、生徒たちは感嘆のため息を漏らしていました。
「お医者さんになるってことは、スーパーヒーローになるってことなんだよ!」というノエル先生。ヒーローになるための秘訣を、生徒たちに伝授してくれました。
体を健康かつ清潔に保つこと、健康的な食事をして十分な睡眠をとること、進むべき道を見つけて、その夢を叶えることに集中すること…。
当たり前と言えば当たり前のことですが、実践し続けるのはなかなか難しいですね。

★ノエル先生のプレゼンテーションスライド
続いて、日本人看護師の渡邉さん。

日本や世界の国々で看護師として働かれてきたこれまでの経験をシェアしてくださいました。
新生児科で無事に赤ちゃんが産まれた時のエピソードや、手を尽くしたけれども患者さんが亡くなってしまった時のエピソードなどを聞かせていただき、生徒たちは看護師のやりがいや大変さをリアルにイメージすることができたようです。

★人生そして仕事におけるモットーとして、
日本の詩人・金子みすゞの言葉も紹介してくださいました
また、渡邉さんは今回が3度目のタンザニア渡航とのことで、生徒たちからは、
「タンザニアで好きな食べ物は?」
「タンザニアで好きなアーティストはいる?」
など、タンザニア関連の質問が殺到していました笑
最後は全員で記念撮影。

GMCからは、今後も継続的に日本人医学生や医療従事者の派遣があるとのこと。
このご縁を大切にし、医療に関わる様々な分野の方々に、それぞれの経験をシェアしに来ていただけたら嬉しいです。
渡邉さん、ノエル先生、素晴らしい特別授業をありがとうございました!!
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