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執筆者の写真sakurasgss

国家試験で素晴らしい成績を収めました!


 タンザニアには、年に1度、国家試験(ナショナルイグザム) と呼ばれる、全国統一試験があります。

中学校では4年間のうち、2年生と4年生で2度行われます。

昨年11月、さくら女子中学校の2年生(1月より新年度のため現在3年生)も試験を受け、

なんと、44人中、39人がDivision1(4段階中の最高評価)の成績を収めました。

Hongera sana!!! 

(ホンゲラ サナ=スワヒリ語で「おめでとう」)

開校3年目でこのような結果を残すことは他校では前例がなく、これは、生徒の努力はもちろん、質の高い授業の成果かと思われます。

 タンザニアの多くの学校では、

「教員が一方的に教科書の内容を説明し、黒板に書いた内容を生徒が書き写す」

教師中心に知識を教え込むタイプの授業が実施されています。

一方、さくら女子中学校は、「生徒中心・対話型の授業」を目指しています。

「話し合い」「ディベート」「発表」「実験」などを授業に取り入れ、生徒が中心になるように授業を行う、という方法です。

「生徒中心・対話型の授業」の中で身についた知識は、教科書の内容を暗記しただけの知識とは異なり、生徒の中にきちんと腑に落ちた形で身につきます。

今回のように、さくら女子中学校が国家試験の素晴らしい結果を残すことで、私たちの目指す「生徒中心・対話型の授業」がタンザニアで一目おかれるのではないか、という期待も高まります。

今後の発展がとても楽しみですね。

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