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執筆者の写真現地日本人スタッフ:登尾紗衣

日本から来たボランティア生の活動報告が届きました!

9月16〜20日にかけて、さくらでボランティア活動をしてくれた東京学芸大学2年生、藤田大空(ふじた そら)くん!


★5日間のボランティアの活動内容はこんな感じです。


5日間のボランティア活動を振り返って、レポートを書いてくれました。


早速ですがご紹介!


 

Habari zako? Mimi ni Sora.

初めまして🙌

東京学芸大学2年 藤田大空(ふじたそら)です。

さくら女子中学校でのボランティア5日間を振り返ります!!


Day-1


どきどきの初日。。。現地の学校かつ女子中学校ということで、日本人男子大学生である私が何ができるだろうか。


さっそく各教室に挨拶に行かせてもらうことに。生徒のみんなが温かく迎えてくれてひと安心😌みんなの元気いっぱいな姿に、こちらもパワーをもらった。


お昼は初めてのウガリ!お腹にしっかりたまってくれる上に美味しい!ちゃっかりウガリ作りも体験。。



そして教室見学。理系の実験室には驚いた。なんと器具・薬品などの備品が、生徒一人一人に行き渡るほどに充実!さくら女子中学が理数系に強いと言われる所以を垣間見た気がした。



明日からの本格的なボランティアに期待を高めて。


Day-2


今日は登尾さんのForm3に向けた日本語の授業に参加。

卒業式の翌日に行われるカレー作り🍛のため、作り方を日本語を交えて紹介。

日本語を教えるだけでなく、生徒たちからも、さまざまな食べ物をスワヒリ語で教えてもらい、活発な言語交換ができた。生徒たちの積極性と吸収の速さには驚かされるばかり。日本語授業の時間が、生徒たちにとってリラックスの時間になっているように感じられた。



隙間時間には登尾先生による特別スワヒリ語講座①📚



まずは言語の基本である挨拶を。何回も練習したはずなのに、いざ実践となると頭が真っ白に。。スワヒリ語って難しいけど楽しい😆


放課後にはForm4のみんなと卒業式で歌うYELL (いきものがかり)の練習🎵

卒業式には日本からの来客もあるようで、みんな気合い十分。とってもきれいな歌声に心が癒される。みんなの才能が存分に開花している瞬間だった。

いい卒業式になりますように🎓


Day-3


この日は授業がなかったので、キッチンのママアンジェラと登尾さんと村を散策。



ローカルのお店のチャパティは絶品。道ではたくさんの子どもが元気よく手を振ってくれた。村の方たちもとてもフレンドリーで、心がほっこり☀️


隙間時間にはもちろん特別スワヒリ語講座②📖

登尾先生がわかりやすく文法の構造をレクチャー。理解はできるのだが、実用するとなるとなかなか難しい。覚えたてのスワヒリ語で先生・生徒とコミュニケーションを試みる、、みんな快く会話に付き合ってくれて本当に優しい。


Day-4


今日はForm1の日本語の授業に参加。

一生懸命に日本語をメモする姿を見て、彼女たちの学ぶことへの好奇心の高さに心を打たれた。1年生は初めてカレー作りに参加するので、どんな反応になるのかワクワク🍛



午後は一大イベントである特別授業の時間!!


日本の生活について写真・ビデオを通して紹介🇯🇵みんなとてもいいリアクションをしてくれました👏日本への興味が高まってくれればいいな〜

さらに、日本のじゃんけんをみんなにレクチャーし、じゃんけん列車に挑戦!🚃🚃🚃

最後はみんなで一つなぎの列車でウォーキング!

みんなを巻き込んだ楽しい授業を展開する難しさを学びつつ、とてもよい経験となった1日だった。



Day-5


ボランティア最終日。

今回のさくら女子中学校訪問の目的は、ボランティア活動を通してタンザニア、さらにはアフリカ地域の教育現場の現状を知ること。

率直な印象として、学習環境がとても充実していると感じた。その中でも学校設備(特に実験室の備品)、カリキュラム(特に平日授業外での取り組み: 放課後補習、休日補習、クラブ活動)には力を入れているように思った。その上に、生徒の学力向上のために奮闘する素晴らしき先生、生徒を包み込むスタッフ、探究心に満ち溢れた生徒が加わることで、素晴らしい学校はできているのだと教えられた。

さらには、女子教育の現場を見られたのも非常に幸運なことだった。アフリカにおける、これからの男女平等な社会に向けて意識的に取り組んでいる、校長先生をはじめとする先生方。明確な夢を持って勉強に励み続ける生徒たち。女子教育の意義深さと必要性を再確認するよい機会となった。

彼女たちには、そばにいる友と学ぶ楽しさを共有し、「努力し続けることで成せることがある」ということをぜひ学んでいってほしい。彼女たちの将来が希望に満ちていることを心から願っている。



5日間のボランティアで、私は現地学校の様子を「感じ」「知る」ことに終わった。

海外での教育支援を考える上でやっと初めの一歩を踏み出したように思う。

この経験を日本に持ち帰り、海外(特に途上国)での教育支援において、日本人という立場で実際に何ができるのかについて探究し続ける。「経験」として受けるだけに終わらず、応答として行動に移すまで考え抜きたい。


最後に、

さまざまな形で関わってくださった先生方、スタッフの方々、生徒の皆さん、全ての人に感謝いたします。最高のボランティアを経験させてくれたさくら女子中学校に敬意を表します。

また必ず戻ってきます!!

Asante sana!

 

5日間、慣れないスワヒリ語も使いながら生徒、先生、スタッフさんたちと積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿が印象的だった藤田くん。


なんと来年は、タンザニアのダルエスサラーム大学への留学も視野に入れているとのこと!


(日本人スタッフが、学生時代に留学していた大学です!)


「タンザニアに戻って来られたら、さくらにもまた来たい!」と言ってくれている藤田くん。


来年の再会が今から楽しみです!


ASANTE SANA & KARIBU TENA🌸

(ありがとう!また来てくださいね!)


 

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